日本最古の歴史書「古事記」に登場する8つの島の中で、5番目に登場するとされる長崎県の壱岐島。1966年に島の南東部に壱岐空港が開港。以前は福岡と長崎それぞれ便が就航していたが現在は長崎便のみの運航となっている。
空港概要
福岡市から北西へ約70km離れたところに位置する壱岐島。長崎県の島だが、福岡や佐賀の街と近いこともあり、船による行き来が盛んな島でもある。壱岐空港は島の南東部の海岸線に建設されており、近くには筒城浜や大浜といった美しいビーチがあり、夏場は海水浴のお客さんで賑わう。
壱岐空港は開港当初から滑走路長1,200m、幅30mと変わらない。1977年には開港時から就航していた福岡便に加えて長崎便が新たに就航した。2001年にはORCオリエンタルエアブリッジ社が福岡と長崎の便にブラジルの航空機メーカーであるボンバルディア社のDHC-8機を就航させた。しかし、海上交通の利便性向上に伴い、福岡便の旅客数が減少。2003年に福岡便の休止が発表され、以降、長崎便のみ1日2〜3往復するダイヤとなっている。
正式名称 | 壱岐空港 |
住所 | 長崎県壱岐市石田町筒城東触1725 |
空港種別 | 地方管理空港 |
Webサイト | ー |
アクセス | 郷ノ浦市街地から バスで約30分、タクシーで20分程度 |
駐車場 | 全1箇所(80台程度) |
滑走路 | 1本 1,200m×30m(02/20) |
敷地面積 | 20ha |
就航路線 | 1路線 ※2022年2月19日時点 |
利用エアライン | 1社 ※2022年2月19日時点 |
3レターコード | IKI |
輸送実績(2021年)
総発着回数 | 1,492回 |
総旅客数 | 25,685人(国内線:25,685人,国際線:0人) |
貨物量 | 0トン |
参照元:国土交通省 空港管理状況調書
ターミナルビル概要
ターミナル数 | 1 |
運営会社 | 壱岐空港ターミナルビル株式会社 |
面積規模 | 426㎡ |
運用時間 | 11時間 ※利用時間は8:00〜19:00 |
沿革
1966年 | 長さ1,200mの滑走路をもって開港(福岡便のみ) |
1972年 | 滑走路やエプロン整備を行いYS-11が就航 |
1977年 | 長崎便が就航開始 |
2001年 | ORCオリエンタルエアブリッジ社がDHC-8で就航を開始 |
2003年 | 福岡便の運航が休止 |
参考文献/URL
航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
壱岐空港|国内線|ANA
【ANA公式サイト】壱岐空港 空港案内。国内航空券の予約・購入、空席・運賃の照会などはANAのホームページで。いろいろ選べるANAのおトクな運賃をご用意しています。
世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)
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