鹿児島県・屋久島空港 -Yakushima Airport-

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鹿児島県の南方約60kmの海上に浮かぶ屋久島にある空港。島の面積の約20%が世界自然遺産に登録されており、九州最高峰の宮之浦岳や屋久杉自生林を目当てに多くの観光客が訪れる。高まる観光需要に合わせて現在、施設拡張や滑走路延長によるジェット機就航が検討されている。

空港概要

鹿児島県から南の方向へ約60km離れた海上にある屋久島。島のほとんどが豊かな自然で覆われており、九州最高峰の宮之浦岳や樹齢数千年と言われる屋久杉を求めて国内外から多くの観光客が訪れる離島。

屋久島空港は島の北東部にあり、宮之浦の集落から車でおよそ20分、安房港からは15分ほどの距離にある。大阪・伊丹、福岡、鹿児島の3路線が就航しており、すべて日本エアコミューター(JAC)によって運航されている。

空港から安房エリア方面と宮之浦エリア方面へのバスは、基本的には1時間に1本だが、到着旅客が多い時間帯は1時間に2本のときもある。

2021年の旅客者数は約12万人。1993年の世界自然遺産に登録されて以降、コロナ禍の影響期間を除いて、空港利用者は増加している。鹿児島県は、観光需要の高まりを受けて、ジェット機の就航を可能にするべく施設規模の拡張や滑走路の延長を検討している。

正式名称屋久島空港
住所鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田501
空港種別地方管理空港
Webサイトhttp://www.pref.kagoshima.jp/ah09/infra/port/kuko/yakushima.html
アクセス宮之浦港から車で約20分、バスで約25分
安房港から車で約15分、バスで約20分
駐車場2箇所
・収容台数:100〜200台程度
・料金:無料
滑走路1本
1,500m×45m(14/32)
敷地面積39ha
就航路線3路線(国内線:3路線,国際線:0路線) ※2023年4月3日時点
利用エアライン1社 ※2023年4月3日時点
3レターコードKUM

輸送実績(2021年)

総発着回数4,182回
総旅客数115,833(国内線:115,833,国際線:0)
貨物量98トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書 令和3年分

ターミナルビル概要

ターミナル数1
運営会社屋久島空港ターミナルビル株式会社
面積規模638㎡
運用時間10.5時間(8:30〜19:00)

沿革

1963年屋久島空港が開港
1976年滑走路を1,500mに延長
2009年大阪(伊丹)線の運航を開始
2011年福岡線の運航を開始

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
屋久島空港
屋久島空港:

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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