九州北東部に位置する大分県の空の玄関口である大分空港は、県北東部の国東(くにさき)半島東部の沿岸海域を埋め立てて建設された海上空港。県の中心地である大分市からは約52km、温泉で有名な別府市からは約37kmのところにある。また、アジア初の水平型宇宙港としての活用が検討されている。
空港概要
大分空港は、九州北東部にある国東半島東部の沿岸海域を埋め立てて建設された海上空港で、国管理空港として区分されている。
ほぼ南北に伸びる滑走路は3,000mあり、奥行きのあるエプロンも整備され、大型ジェット機の就航も対応可能となっている。1992年に国際線旅客ターミナルビルが、1996年には新貨物ターミナルビルが供用開始している。
国内線はかつて新千歳や広島、鹿児島、那覇など主要都市に定期就航していたが、需要減少に伴い、現在は羽田、伊丹、中部、成田の4路線のみとなっている。
国際線については、ソウル(仁川)、台湾、プサン(金海)、ムアン(務安)の4路線に就航しているが、コロナによる影響で現在はソウル(仁川)のみの運航となっている。
正式名称 | 大分空港 |
住所 | 大分県国東市安岐町下原13 |
空港種別 | 国管理空港 |
Webサイト | https://www.oita-airport.jp/ |
アクセス | JR大分駅からバスまたは車(高速経由)で約60分 JR別府駅からバスまたは車で約53分 JR中津駅からバスまたは車で約110分 |
駐車場 | 2箇所 ・営業時間:24時間 ・収容台数:770台以上 ・料金:30分無料、1時間100円、1時間半200円、2時間300円、 以降1時間毎150円 最大料金(24時間)500円 ※館内の対象店舗にて3,000円以上の利用で90分無料の割引サービス有 |
滑走路 | 1本 3,000m×45m(01/19) |
敷地面積 | 148ha |
就航路線 | 8路線(国内線:4路線,国際線:4路線) ※2023年7月18日時点 |
利用エアライン | 9社 ※2023年7月18日時点 |
3レターコード | OIT |
輸送実績(2021年)
総発着回数 | 18,068回 |
総旅客数 | 737,104(国内線:737,104,国際線:0) |
貨物量 | 2,669トン |
ターミナルビル概要
ターミナル数 | 1 |
運営会社 | 大分航空ターミナル株式会社 |
面積規模 | 18,614㎡ |
運用時間 | 15時間(7:30〜22:30) |
沿革
1938年 | 大分市今津留に大分海軍航空隊基地として建設 |
1957年 | 長さ1,080mの滑走路を有する第2種空港として供用開始 |
1971年 | 新大分空港として現在の場所に滑走路2,000mで供用開始 |
1973年 | 新大分空港から大分空港へ名称を変更 |
1982年 | 滑走路を2,500mに延伸し大型ジェット機の就航に対応 |
1988年 | 滑走路を3,000mに延長 |
1992年 | 国際線旅客ターミナルビルが供用開始 |
1996年 | 新貨物ターミナルビルが供用開始 |
2002年 | 旅客ターミナルビルを増改築リニューアル |
参考文献/URL
航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
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世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)