千葉県・成田国際空港 -Narita International Airport-

Airports

国際線就航数と貨物輸送数は国内で最も多く、世界と日本を繋ぐ重要拠点空港のひとつ。滑走路も含めた空港関連施設をすべて民間企業が管理する一体型運営空港としては日本最大の売上高を誇る

空港概要

1960年代の高度経済成長による影響から海外への輸送ニーズが高まった。当時、羽田空港の機能拡張も検討されたが中長期的なメリットが見込めないことから、紆余曲折あり、千葉県成田市に成田国際空港が誕生。2010年に羽田空港の国際線が復活するまでは、首都圏の国際線はすべて成田空港が担っていた。2023年現在も国際線の年間旅客者数は日本で最も多い。また航空貨物取扱量も日本最大となっている。

正式名称成田国際空港
住所千葉県成田市古込1−1
空港種別会社管理空港
運営会社成田国際空港株式会社
Webサイトhttps://www.narita-airport.jp/jp/
アクセス東京駅から成田エクスプレスで約60分
日暮里駅から京成スカイライナーで約40分
東京駅から直通バスで約70分
駐車場全4箇所
第1ターミナルの最寄りはP1,P5駐車場
第2ターミナルはP2,P3駐車場
第3ターミナルはP2駐車場
滑走路2本
A滑走路:4,000m×60m(16R/34L)
B滑走路:2,500m×60m(16L/34R)
敷地面積1,198ha
就航路線83路線 ※2020年11月7日時点
利用エアライン92社 ※2019年冬ダイヤ時点
3レターコードNRT

輸送実績(2021年)

総発着回数130,866回
総旅客数4,799,393人(国内線:3,350,717人,国際線:1,448,676人)
貨物量2,592,741トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書

ターミナルビル概要

ターミナル数3
面積規模1,207,000㎡ ※貨物ターミナルビル含む
運用時間18時間(6:00〜24:00)
ターミナル間移動ターミナル連絡バス(無料)
所要時間は最大で10分程度
運行間隔は7~30分間隔で混雑時間帯に合わせて変動

沿革

1966年新空港の位置と規模が閣議決定。新東京国際空港公団が設立
1973年第1期計画施設(長さ4,000m滑走路と諸施設)が完成するも管制塔占拠・破壊事件が発生
1978年開港。ターミナル1の供用開始
1992年ターミナル2が供用開始
1993年高さ93mの新管制塔が供用開始
2002年長さ2,180mのB滑走路が運用開始
2004年新東京国際空港公団が民営化され成田国際空港株式会社(NAA)が設立。成田国際空港に改名
2009年B滑走路を2,500mに延長
2015年LCC専用のターミナル3が供用開始

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
成田国際空港
成田国際空港公式サイトです。国内線・国際線のフライト情報、航空会社、交通アクセス、レストラン・ショップ、サービス・施設情報などをご案内しています。
成田国際空港株式会社
成田国際空港株式会社(NAA)の公式サイトです。会社情報、成田空港の整備・運営に関する情報、IR情報、調達情報や採用情報などをご案内しています。

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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