世界で初めて海上空港として運用が始まった長崎空港。大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てて作られた。西洋文化が色濃く残る長崎らしくターミナル施設はヨーロッパ風のデザインが施されている。
空港概要
1960年台に入り、航空需要の高まりやジェット機への対応が必要となり、大村湾に浮かぶ箕島を新空港建設の場所にすることが決定。世界初の海上空港として約3年半かけて新空港の建設が行われ、1975年に開港した。観光地であるハウステンボスからは連絡船が運航しており、約50分でアクセスできる。また、九州にある空港で唯一FAZ(輸入促進地域)に指定されており、国際航空貨物が集まる世界的な物流拠点となるポテンシャルを持つ空港でもある。
正式名称 | 長崎空港 |
住所 | 長崎県大村市箕島593 |
空港種別 | 国管理空港 |
Webサイト | https://nagasaki-airport.jp/ |
アクセス | 長崎駅前からバスで約43分 大村ターミナルからバスで約14分 |
駐車場 | 1箇所 利用時間30分までは無料 |
滑走路 | 1本 3,000m×60m(14/32) |
敷地面積 | 174ha |
就航路線 | 12路線 ※2021年7月13日時点 |
利用エアライン | 9社 ※2021年7月13日時点 |
3レターコード | NGS |
輸送実績(2021年)
総発着回数 | 21,938回 |
総旅客数 | 1,140,929人(国内線:1,140,929人,国際線:0人) |
貨物量 | 2,325トン |
参照元:国土交通省 空港管理状況調書
ターミナルビル概要
ターミナル数 | 1 |
運営会社 | 長崎空港ビルディング株式会社 |
面積規模 | 24,318㎡ |
運用時間 | 15時間45分(6:15〜22:00) |
沿革
1959年 | 旧海軍施設を改修し、滑走路長1,200mの大村空港が供用開始 |
1971年 | 大村市の沖合970mに浮かぶ箕島を新空港とする建設工事が開始 |
1975年 | 長崎空港と改称し空港がオープン |
1980年 | 大型ジェット機対応のため滑走路を3,000mに延長 |
2008年 | 旅客ターミナルビルがリニューアルオープン |
参考文献/URL
航空:空港管理状況 - 国土交通省
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長崎空港ビルディング株式会社
長崎空港ビルディング株式会社(NABIC)ホームページ。会社情報・採用情報をはじめ、館内の広告やイベント・貸物件等を掲載しています。
世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)
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