沖縄本島から南西に約300km離れたところにある宮古島。サンゴ礁が隆起してできた島で、比較的平坦な地形になっている。伊良部島や下地島を含む宮古諸島の中では最も大きな島で、夏になると東京や大阪、名古屋、沖縄から多くの観光客が訪れる。
宮古空港は島の西側に位置し、中心市街地まで車で15分の距離にある。空港へのアクセスはバスか車を利用することになる。島内にはタクシーもあるが、増え続ける観光客に対して台数が足りないことから、空港で待機を余儀なくされる旅客も多い。
1983年に供用開始した際の旅客ターミナルビルは花笠をモチーフとしたデザインで、花笠空港とも呼ばれていた。1997年には新ターミナルビル(現ターミナルビル)がオープン。特徴的なターミナル外観に、屋根は沖縄ならではの赤煉瓦も施されている。
空港概要
宮古市の市鳥・サシバを表現した特徴的なターミナル外観
1997年に新しく竣工された現在の旅客ターミナルビルは、宮古島市の市鳥に指定されているサシバを表現した特徴的な外観となっている。建て替え前の旧ターミナルビルでも、花笠をモチーフとした赤と青の独創的なデザインで、花笠空港とまで呼ばれていた。
また、飛行機が駐機する側の屋根には、沖縄ならではの赤煉瓦が使われている。展望デッキから見ることができる。現在は、古いものから順に、新しい赤煉瓦へと張り替えが行われている。
美しい夕日に染まる宮古空港
宮古空港は島の高台にあることから、夕日が美しい。展望デッキは北西に向いているため、天気が良ければ綺麗な夕日を眺めることができる。ベンチやテーブルも設置されており、送り迎えの人たちも夕日を楽しむ姿を見ることができる。
充実した宮古島みやげ
離島空港とはいえ、観光地の宮古島。お土産に困ることはほとんどないだろう。定番の塩や泡盛のほかに、JAL国内線のファーストクラスに採用されたバナナケーキや宮古牛など選びきれないほど充実している。買い忘れても空港ですべて揃ってしまうのはありがたい。
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