アイスランドの空港運営会社であるIsavia社は、ターミナル拡張計画の一環として、同国にあるケプラヴィーク国際空港の手荷物処理システムの設計・構築・統合の依頼先として空港を中心に統合ソリューションを提供するフランスの企業Alstefグループを選定。
既存の受託手荷物検査(HBS)システムに、Smiths Detection社が提供する新しい爆発物検出システム(EDS)機に置き換えるアップグレードも含まれており、Alstefグループが提案したソリューションは、コンベアの接続性を改善し、新しいEDS装置への冗長性を提供するという。
また、到着フロアの手荷物処理では、3台の既存のカルーセルと送り込みコンベアを交換し、2台の新しい傾斜カルーセルと新しい特大のインバウンドラインを追加するとのこと。
Isavia社の資産・インフラ担当ディレクターであるMaren Lind Másdóttir氏は「Alstefグループを選んだ理由は、品質、価格、そして技術力です。この複雑なプロジェクトを成功させるために、Alstefグループと強力なパートナーシップを築けると信じています。Alstefグループは世界中の空港で手荷物ハンドリングシステムを統合してきましたが、アイスランドでのプロジェクトはこれが初めてです。我々はIsavia社に最高品質の革新的なシステムを納期内かつ予算内で提供し、長期的なパートナーシップを築けることを楽しみにしています。」と話す。
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