Indra社がドバイにある国際空港に最新鋭のデジタルボイスオーバーIP通信システムを導入

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Credit: Indra Company

国際線旅客数が世界最大であるドバイ国際空港と世界最大の収容力を目指すアル・マクトゥーム国際空港はIndra社が提供する完全デジタル化された音声IP通信システムGarex 300を導入。

これまでドバイの国際空港では、Indra社のGarex 220 VCCSシステムが採用され、安全で信頼性の高い効率的な通信を提供してきた。現在までこのシステムは空港発展のペースに合わせ、再構成、移転、適応、拡張が実施されてきたという。

今回のドバイ航空エンジニアリングプロジェクト(DAEP)では、システムのアップグレードを決定し、最新のボイスオーバーIP技術を現行の機器と共存させるソリューションであるGarex 230に切り替え、最終的には完全な音声IPベースのGarex 300 VCCSシステムに移行する計画とのこと。Garex 220からGarex 230、Garex 300へと段階的に導入するアプローチにより、DAEPは現在のインフラ投資を活用できるだけでなく、空港運営に影響を与えることなく、システム間の移行を簡素化し、低リスクでの導入が実現できると話す。プロジェクトが完了すると、ドバイの国際空港には世界でも最先端の音声通信制御システムが導入されていることになる。

Indra社は「これは長年にわたる音声通信制御システムに関する最新の成果です。このシステムは、信頼性が高く、効率的で、何よりも地上から空中への安全な通信を提供してきた60年の経験を結集したものです。ボイスオーバーIP技術は、システムの各コンポーネントを独立したネットワークノードに変え、自律的に動作させることで、ネットワーク構成に最大限の柔軟性を与え、他のソリューションとの統合や相互運用を可能にし、他のシステムに比べてはるかに優れた性能と信頼性を実現しています。」と話している。

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