ローリー・ダーラム国際空港はバーチャル・フード・ホールを使って食事の選択肢を拡張

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Credit: Raleigh-Durham International Airport

米国・ノースカロライナ州にあるローリー・ダーラム国際空港(RDU)はターミナル2で、バーチャル・フード・ホール(通称:ゴースト・キッチン)から食事や飲み物を注文して受け取りことができる仕組みを世界で初めて導入したという。

モバイルオーダー後、専用ロッカーにて食事を受け取り

利用者は、モバイルデバイスまたはターミナル2内に設置されたキオスクで注文と支払いを行い、注文した商品は、キオスクの近くにある専用のロッカーで受け取ることができるという。getREEFと呼ばれるバーチャル・フード・ホールは人気のレストランや地元のカフェなど9店舗が参画しているとのこと。

2022年の夏以降にデリバリーを開始予定

旅客は、どのレストランの料理でも組み合わせることができ、機内での食事のバラエティと利便性が高まるとのこと。フードホールは、スタッフを減らし、1つの共有キッチンを運営することで効率性を高めているという。2022年の夏以降には、ターミナル2のコンコースにいる旅客にデリバリーを開始し、フライトを待つお客様にさらなる利便性を提供する予定だという。

RDUの代表取締役社長兼CEOであるMichael Landguth氏は「RDUのゴースト・キッチンは、家族みんなが異なる場所で食事をしたいけれどできないというジレンマを解消することができるかもしれません。このキッチンによって、お客さまに幅広い食事の選択肢を提供し、最先端技術を活用して空港での体験を向上させるという、私たちの2つの重要な目標を満たすものになるでしょう。」と話す。

REEF Kitchensの上級副社長であるValentina Ellison氏は「弊社初のバーチャル・フード・ホールは、旅客にこれまでにない多様性と利便性を提供し、空港での食事の未来に劇的な革新をもたらすでしょう。また、旅客においしい食事を提供し、ゴースト・キッチン業界の未来を開拓し続けるRDUと引き続き協力していけることを楽しみにしています。」と述べている。

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