プラッツバーグ国際空港は保安検査場の荷物検査にCTスキャン技術を導入

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Credit: Analogic

米国ニューヨーク州にあるプラッツバーグ国際空港(PBG)は、米国運輸保安庁(TSA)が管理する保安検査場の荷物検査に、医療や航空分野でテクノロジー開発を手掛けるAnalogic社のConneCT™コンピュータ断層撮影(CT)検問システムを導入したと発表。

全米に300台以上を導入予定

今回の導入はTSAの新しいチェックポイント・プロパティ・スクリーニング・システム(CPSS)プログラムの一環で、Analogic社は300台以上の中型CPSSシステムを全米にある空港の保安検査場に設置する予定だという。

時間の短縮だけでなく非接触で検査を実施

新しいCT検査技術によって空の安全だけでなく、旅客体験も大幅に改善できると期待しているとのこと。強化された3D画像を警備担当者に提供し、離脱をなるべく減らし、スループットを高めつつ、すべてタッチフリーでできるようになるという。

Analogic社のCEOであるTom Ripp氏は「このシステムは、先進技術、業務効率、旅客の満足向上への当社の取り組みを示すものであり、私たちにとって重要な節目となるものです。これは、スムーズなセキュリティ処理の実現に向けた確かな第1歩となるでしょう。契約締結からわずか数カ月での導入は、TSA、PBGのチーム、空港のパートナー、そして献身的な Analogic社スタッフの努力の賜物です。」と話す。

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