鹿児島県・与論空港 -Yoron Airport-

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与論島は、鹿児島新港から南に594km、沖縄本島の辺戸岬から北に23kmのところにあり、鹿児島県最南端の島である。島の面積は約21km2、周囲は約24km、琉球石灰岩でできた小さな島の周りには紺碧の海が広がる。与論空港は島の西側海岸沿いに建設され、鹿児島や那覇など数便が運航されている。

空港概要

与論空港は鹿児島最南端に位置する与論島にある。紺碧の海に囲まれた琉球石灰岩からなる島の面積は約21km2、周囲はおよそ24kmで、車なら1時間程度で回ることができる。

与論島は、奄美群島に属するが、鹿児島新港からは南に594km、沖縄本島の辺戸岬から北に23kmと、沖縄のほうが近い鹿児島の離島である。

与論空港は島の最西部沿岸にあり、1,200mの滑走路を有する。就航路線は鹿児島、奄美大島、那覇の3路線あり、出発は鹿児島と那覇行きの2路線、到着は鹿児島と奄美大島、那覇からの3路線となっている。

現在は日本エアコミューターと琉球エアーコミューターの2社がプロペラ機による運航が行われており、一部はANAとのコードシェア便もある。

旅客ターミナルビルは1階建てで、航空機の乗り降りはエプロンから徒歩にて移動することになる。駐機スポットは2機分が用意されているが、同時に利用されることはあまりない。

2022年の年間旅客者数は約70,000人で、パンデミック前の2019年(約78,000人)水準を下回る状態が続いている。※1

※1 国土交通省 空港管理状況調書

正式名称与論空港
住所鹿児島県大島郡与論町立長57
空港種別地方管理空港
Webサイトhttps://www.pref.kagoshima.jp/ah09/infra/port/kuko/yoron.html
アクセス・鹿児島空港から飛行機で約1時間40分
・那覇空港から飛行機で約40分
・茶花中心地から車で約5分
駐車場91台
滑走路1本
1,200m×30m(14/32)
敷地面積22ha
就航路線3路線(国内線:3路線,国際線:ー) ※2024年4月28日時点
利用エアライン2社(一部コードシェア便あり) ※2024年4月28日時点
3レターコードRNJ

輸送実績(2022年)

総発着回数3,058回
総旅客数69,994(国内線:69,994,国際線:0)
貨物量48トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書

ターミナルビル概要

ターミナル数1
運営会社与論空港株式会社
面積規模592㎡
運用時間9〜10時間(8:30〜18:30)
※10〜3月は17:30まで

沿革

1976年滑走路1,200mで供用開始
2005年就航機材の変更(YS-11→DHC-8-Q400)に伴う滑走路等舗装を強化
2018年沖永良部路線が廃止

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
与論空港
与論空港:

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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