世界遺産・熊野古道がある紀伊半島に位置する南紀白浜空港。東京(羽田)便のみの規模が小さい空港だが、2019年の運営民営化をきっかけに空港を中心とした地域活性化に注力している。
空港概要
南紀白浜空港は和歌山市から90kmほど南下したところにある白浜町に位置しており、世界遺産の熊野古道やホワイトビーチで有名な白良浜、南紀白浜温泉など豊かな自然を有する観光地の玄関口となっている。近年は空港運営にコンセッション方式が導入され、空港を中心とした地域活性化に向けてテクノロジーを活用した新しい取り組みが積極的に行われている空港のひとつ。
正式名称 | 南紀白浜空港 |
住所 | 和歌山県西牟婁郡白浜町2926番地 |
空港種別 | 地方管理空港 |
Webサイト | http://shirahama-airport.jp/ |
アクセス | 白浜駅からバスで最速約20分 紀伊田辺駅からバスで約40分 |
滑走路 | 1本 2,000m×45m(15/33) |
敷地面積 | 74ha |
就航路線 | 1路線 |
利用エアライン | 1社 |
3レターコード | SHM |
輸送実績(2021年)
総発着回数 | 3,782回 |
総旅客数 | 118,472人(国内線:118,472人,国際線:0人) |
貨物量 | 6トン |
参照元:国土交通省 空港管理状況調書
ターミナルビル概要
ターミナル数 | 1 |
運営者 | 株式会社南紀白浜エアポート |
面積規模 | 3,883㎡ |
運用時間 | 10.5時間(8:10〜18:40) |
沿革
1968年 | 1,200mの滑走路を有して開港 |
1988年 | 東京便のみの運航 |
1993年 | 第3セクターの南紀白浜空港ビル株式会社が管理運営を開始 |
1996年 | ジェット機対応のため1,800mに滑走路を延伸しオープン |
2000年 | 中型ジェット機対応のため滑走路を2,000mに延長 |
2019年 | 民間企業である株式会社南紀白浜エアポートによる空港運営が開始 (コンセッション方式の導入) |
参考文献/URL
航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
熊野白浜リゾート空港 :: 株式会社南紀白浜エアポート 会社概要
世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)