沖縄県・宮古島にある宮古空港。伊良部島や下地島を含む宮古諸島で最も大きな島である。東京、大阪、名古屋、那覇との航路があり、観光客をはじめとする島外からの訪問者の玄関口にもなっている。
空港概要
沖縄本島から南西に約300km、石垣島からは北東に約130km離れたところに位置する宮古島。サンゴ礁が隆起した島で、琉球石灰岩が重なり合ってできた比較的平坦な地形を持つ。宮古空港は島の西部にあり、中心部からは車で15分程度の距離にある。
航空需要の高まりや航空機材の大型化に合わせて滑走路や旅客ターミナルビルを次第に拡張。2016年には宮古島と伊良部島を繋ぐ伊良部大橋が開通し、観光客が増加。2019年には年間旅客者数180万人となり過去最高を記録した。
空港が開港した当初は那覇便と石垣便のみだったが、需要に合わせて路線を増やし、2021年12月現在で、東京、大阪(関西)、名古屋(中部)、石垣、多良間の5路線で運航されている。
現在の旅客ターミナルビルは1997年に供用開始。宮古島の市鳥であるサシバをイメージした特徴的な外観に、屋根には沖縄らしい赤煉瓦が施されている。
正式名称 | 宮古空港 |
住所 | 沖縄県宮古島市平良字下里1657番地128 |
空港種別 | 地方管理空港 |
Webサイト | https://miyakoap.co.jp/ |
アクセス | 宮古島市中心部から車で約15分、バスで約30分 |
駐車場 | 1箇所(450台程度,1時間あたり100円) |
滑走路 | 1本 2,000m×45m(04/22) |
敷地面積 | 121ha |
就航路線 | 5路線 ※2022年12月4日時点 |
利用エアライン | 4社 ※2022年12月4日時点 |
3レターコード | MMY |
輸送実績(2021年)
総発着回数 | 13,486回 |
総旅客数 | 840,652(国内線:840,652,国際線:0) |
貨物量 | 12,308トン |
ターミナルビル概要
ターミナル数 | 1 |
運営会社 | 宮古空港ターミナル株式会社 |
面積規模 | 10,946㎡ |
運用時間 | 14時間(7:00〜21:00) |
沿革
1943年 | 旧日本海軍の飛行場として建設 |
1956年 | 宮古ー那覇ー石垣間に民間航空が初就航 |
1983年 | 旧宮古空港ターミナルビル(通称・花笠空港)が供用開始 |
1989年 | 南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)が東京便の就航を開始 |
1997年 | 新宮古空港ターミナルビルが供用開始 |
参考文献/URL
航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
宮古空港ターミナルビル | フライト情報やアクセスのご案内、レストラン&ショップ、フロアガイド、サービスをご紹介。宮古空港ターミナルビル公式サイトです。
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世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)