鹿児島県・喜界空港 -Kikai Airport-

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奄美大島から東25kmの海上に位置する喜界島は、珊瑚礁が隆起してできた周囲48kmの小さな離島。喜界空港は島の西海岸沿いに設置され、船舶の港や町役場から徒歩20分以内の距離にある。1日4便程度、鹿児島と奄美を結ぶ路線が就航している。

空港概要

喜界空港がある喜界島は奄美群島の1つで、奄美大島の東25kmの海上に浮かぶ小さな島。奄美大島からフェリーか飛行機でアクセスできる。また、鹿児島本土からも空路と海路でつながっている。

奄美空港と喜界空港を結ぶ路線は1日2便あり、約20分という短いフライト時間だが、島民の重要な交通手段として利用されている。年間旅客者数は約6万人で、鹿児島県が管理する離島7空港の中でも小規模な空港である。

フェリーが発着する港と喜界空港は徒歩20分以内の距離にある。また町役場から空港までは車で5分の距離にあり、空港周辺に暮らしている島民も多い。

1959年の開港当初は喜界町が管理する場外飛行場だったが、1974年に滑走路を1,200mに延長すると同時に管理者は鹿児島県へと変更されている。

旅客ターミナルビルの所有や管理運営は、株式会社奄美航空によって1978年より行われている。

正式名称喜界空港
住所鹿児島県大島郡喜界町中里字西牧201-9
空港種別地方管理空港
Webサイトhttp://www.pref.kagoshima.jp/ah09/infra/port/kuko/kikai.html
アクセス港から車で約5分、徒歩20分
町役場から車で約5分、徒歩20分
駐車場1箇所
・営業時間:8:30〜18:30
・収容台数:100台程度
滑走路1本
1,200m×30m(07/25)
敷地面積21ha
就航路線2路線(国内線:2路線,国際線:0路線) ※2023年4月26日時点
利用エアライン2社 ※2023年4月26日時点
3レターコードKKX

輸送実績(2021年)

総発着回数3,282回
総旅客数57,595(国内線:57,595,国際線:0)
貨物量125トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書 令和3年分

ターミナルビル概要

ターミナル数1
運営会社株式会社奄美航空
面積規模180㎡
運用時間10時間(8:30〜18:30)
※10〜3月は17:30まで

沿革

1931年旧海軍の飛行場として設置
1959年喜界町が管理する場外飛行場として開港
1974年鹿児島県に管理者を移管
1,200mに滑走路を延長し供用開始

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
喜界空港
喜界空港:
会社案内 | 株式会社奄美航空
株式会社奄美航空の会社案内を記載したページ。経営理念、環境づくりへの取り組みを宣言するダイバーシティ宣言や設立、資本金、関連会社などそして空港業務の詳細を記した事業案内と沿革が記載されています

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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