大阪府・大阪国際空港(伊丹空港) -Osaka International Airport (Itami Airport)-

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大阪の中心部・梅田まで電車で30分の距離にある大阪国際空港(通称:伊丹空港)は、国内線のみの運航だが、アクセスの良さから多くの旅行客やビジネスマンが利用する関西屈指の空港となっている。

空港概要

大阪国際空港は関西屈指の旅客数を誇る基幹空港のひとつ。大阪府豊中市と池田市、兵庫県伊丹市にまたがる都市密接型の空港のため、地元住民との騒音問題に関する協議が続いている。2016年に関西エアポート株式会社に運営権が譲渡されてから、商業エリアを中心にターミナルビルの改修が進められるなど旅客サービス向上に向けた取り組みが活発化している。

正式名称大阪国際空港
住所大阪府豊中市螢池西町3丁目555
空港種別会社管理空港
運営会社関西エアポート株式会社
Webサイトhttps://www.osaka-airport.co.jp/
アクセス阪急梅田駅から電車で約30分
神戸三宮駅からはバスで約40分
京都駅からリムジンバスで約50分
滑走路2本
A滑走路:1,828m×45m(14L/32R)
B滑走路:3,000m×60m(14R/32L)
敷地面積311ha
就航路線34路線
利用エアライン4社
3レターコードITM

輸送実績(2021年)

総発着回数93,480回
総旅客数6,770,089人(国内線:6,770,098人,国際線:0人)
貨物量79,150トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書

ターミナルビル概要

ターミナル数1
面積規模125,871㎡
運用時間14時間(7:00〜21:00)

沿革

1939年大阪国際空港の前身となる「大阪第二飛行場」が開場
1945年第二次世界大戦での敗戦とともに米国に接収され「米軍伊丹航空基地」となる
1951年民間航空「伊丹飛行場」として供用開始
1958年米国から全面返還され公共用飛行場「大阪空港」となり、現在のA滑走路がオープン
1959年「大阪国際空港」へと改称
1970年現在のB滑走路が供用を開始
1994年関西国際空港の開港に伴いすべての国際線を移管
2012年新関西国際空港株式会社に経営統合
2016年関西エアポート株式会社による運営開始
2020年約50年ぶりにターミナルを改修

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
http://www.kansai-airports.co.jp/

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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