鹿児島県・奄美空港 -Amami Airport-

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鹿児島本土から南に約380kmのところに位置する奄美大島は、奄美群島で最も大きな島で、離島では新潟県の佐渡島に次ぐ第2位の広さを有する。現在の空港は、1988年にジェット機が乗り入れ可能な空港として開港。古くから航空交通が盛んで、今では国内の主要経済圏や奄美群島を結ぶ路線が開設されており、交通拠点として重要な役割を担っている。

空港概要

奄美空港は鹿児島本土から南方380kmの海上に位置する奄美大島にある。離島では新潟県の佐渡島に次ぐ2番目の大きさを有する。

空港は島の北東部の海岸沿いにあり、長さ2,000mの滑走路が1本ある。島の中心市街地である名瀬からは車で約50分、バスで約70分の距離にある。市街地を抜けると、信号がほとんどないため、比較的スムーズにアクセスが可能。バスはおよそ30分間隔で運行されている。

就航路線は東京や大阪、福岡、那覇といった主要経済圏のほかに、鹿児島や喜界島、徳之島、与論島を結ぶ路線があり、奄美群島において重要な交通拠点となっている。

年間旅客者数はパンデミックの影響を受け、2021年は約60万人にとどまったが、同年に奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島が世界自然遺産に登録されており、今後の回復が期待される。

現在の旅客ターミナル施設は2018年に増改築が行われた。施設面積は1.7倍に拡張し、ボーディングブリッジやバゲージクレームもそれぞれ1基追加されるなど、旅客増に向けた改修が実施された。※1

※1 奄美空港がリニューアル(南海日日新聞, 2018.07.10付)

正式名称奄美空港
住所鹿児島県奄美市笠利町和野374番4
空港種別地方管理空港
Webサイトhttps://amami-airport.co.jp/
アクセス名瀬市街地から車で約50分、バス(空港線)で約70分
駐車場1箇所
・営業時間:8:00〜19:30
・収容台数:300台程度
滑走路1本
2,000m×45m(03/21)
敷地面積110ha
就航路線10路線(国内線:10路線,国際線:0路線) ※2023年4月24日時点
利用エアライン3社 ※2023年4月24日時点
3レターコードASJ

輸送実績(2021年)

総発着回数14,006回
総旅客数584,658(国内線:584,658,国際線:0)
貨物量700トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書 令和3年分

ターミナルビル概要

ターミナル数1
運営会社奄美空港ターミナルビル株式会社
面積規模4,495㎡
運用時間11時30間分(8:00〜19:30)

沿革

1964年旧・奄美空港が開港
1988年新・奄美空港(現空港)が開港
1992年東京・羽田路線が就航開始
2018年旅客ターミナルビルの増改築リニューアル

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
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世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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