英国に拠点を置き、航空会社や空港、多くの旅行者を結ぶ技術とサービスを提供するテクノロジー企業Air Black Box社は、自身での乗り継ぎが必要な旅客にスムーズなバゲージサービスを提供すべく新しい手荷物搬送ソリューション「ThruBag™」を発表。
ThruBag™は、乗り継ぎがある旅行の拡大をサポートし、旅客が最終目的地の空港で手荷物受け取ることを可能にすることで、乗り継ぎ空港での手荷物の再チェックインの手間を省く。
従来の手荷物預け入れプロセスでは、全旅程が同じチケットで構成されているものしか対応していなかったが、Air Black Box社が特許を取得したThruBag™システムは、これを解決するソリューションであり、自身で乗り継ぎを行う旅客や各航空会社にとって手荷物搬送の利便性を高めることができるという。
また、ThruBag™は、空港や航空会社を問わず、簡単に導入できるように設計されているため、基本的にはシステムを変更する必要はないという。
これまでは、自身で乗り継ぎを行う旅客は、乗り継ぎ空港で受託手荷物を受け取り、次のフライトに向けて再度チェックインする必要があった。これは、旅客にとって手間がかかるだけでなく、空港や航空会社にとってもより良い旅客体験を提供できる機会を逃していることになる。
Air Black Box社の商業部門チーフであるPatrick Edmond氏は「世界中の空港や航空会社がThruBag™を活用して競争力を高めようとしていることからもわかるように、まさに時代に合ったソリューションなのです。ThruBag™は、私たちのパートナーである空港が魅力的な接続拠点としての地位を確立するのに役立つでしょう。また、航空会社は旅客の選択肢を増やせるとともに、満足度を高めることができるでしょう。空港と航空会社の両者にとって収益の向上につながると確信しています。」と話す。
航空会社はThruBag™を付加価値の高いサービスとして提供することで収益を上げ、空港は乗り継ぎ時の手荷物預け入れプロセスを省くことで、旅客の自由な滞在時間を増やすことができる、とAir Black Box社は見ている。
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