済州国際空港にIndra社の地上監視システムが導入

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Credit: Indra

韓国の済州国際空港を運営する韓国空港公社(KAC)は、当空港にIndra社が提供する地上監視システムである「InNOVAタワーシステム」を導入し、韓国の航空交通管理の環境を強化するという。

地上交通を把握し、高度な安全管理を実施

これによりKACの航空管制官は、地上交通を正確に把握・制御し、高度な安全確保により状況認識をさらに向上させることができるようになるとのこと。新システムの導入は、済州国際空港で推進中である近代化および拡張プロジェクトの一環だという。

業界最高水準の安全管理システム

このタワーシステムは、韓国では空港表面検知装置(ASDE)と呼ばれ、航空管制官に航空機、車両、その他の移動する対象物の全体動向データを提供し、安全かつ効率的な地上業務をサポートするという。中でもIndra社のシステムは、最先端の自動化と安全警告を提供することに関して優れており、ご検知などによる業務支障を減らすという点では業界最高水準と言われているという。

Indra社の海外営業マネージャーであるTomas Lubeck氏は「当社の地上監視システムは、ソウルの仁川空港をはじめ、世界で最もトラフィックの多い空港の多くですでに採用されています。仁川空港においては、設置時のダウンタイムを最小限に抑えられることが証明されており、混雑空港である済州国際空港への導入に際し、重要な点となりました。」と述べている。

Indra社はInNOVAタワーシステムのほかにも、KACへ13のコントローラーワーキングポジション、テルマー社の表面移動レーダー、コンティンジェンシーシステムを提供しているとのこと。

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