三菱重工とスタンレー・ロボティクス社が協働で国内初の自動バレーパーキング、完成車自動搬送ロボット事業を開始

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Credit: 三菱重工

三菱重工グループ2社(三菱重工、三菱重工機械システム)は、フランスのベンチャー企業であるスタンレー・ロボティクス社と提携し、自動車の自動バレーパーキングおよび完成車自動搬送サービスを行う国内初の自動搬送ロボット事業を開始。電気自動搬送ロボットの導入によって、大型駐車場における利用者の快適性向上や完成車搬送の労働者不足の解消、24時間稼働、CO2排出量の削減などを実現するという。

自動搬送ロボットによる自動バレーパーキングを提供するスタンレー・ロボティクス社の技術と三菱重工グループが培った機械式駐車場や交通流管制技術と無人システム監視・管理技術を組み合わせ、顧客ニーズに応えるサービスを提供していくとのこと。

空港やショッピングモールなど大型駐車場を有する施設への導入によって、限られた駐車場のスペースを効率的に活用することができるという。利用者側は、駐車場が見つからない、駐車場が遠いなどのストレスから解放され利便性が改善するとのこと。さらに、完成車搬送の場面においては、24時間稼働することができるため、熟練ドライバー不足問題を解消するとともに、低コストで安全な搬送を実現できるとしている。

今後は、三菱地所株式会社と協力し、大型商業施設や空港を実証実験の候補地として検討を進めていくとのこと。

三菱重工株式会社の副社長である加口仁氏は「スタンレー・ロボティクスの革新的なコンセプトと技術に感銘を受けています。我々は今後もスタンレー・ロボティクスと一緒に成長市場でのビジネスチャンスを開拓していきたいと思います。」とのこと。

また、スタンレー・ロボティクス社のCEOであるClément Boussard氏は「経験豊富で世界的な業界リーダーである三菱重工と提携できることを嬉しく思います。このようなパートナーシップは、ビジネスと業界の専門知識の両面で大きな価値があると期待しています。」と話している。

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Stanley Robotics Press Release

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