米国のロサンゼルス国際空港はトムブラッドリー国際線ターミナルの新しい搭乗ゲートにフランスのテクノロジー企業IDEMIA社の顔認証システムを導入した。
このソリューションは、米国税関国境警備局(CBP)が空港のセキュリティおよび国境管理を強化に役立つと期待されている。また、旅客に対してより正確に、より速く、タッチレスな搭乗体験を提供することが可能になる。
IDEMIA北米の担当Vice PresidentであるLisa Sullivan氏は「米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証テストで最高ランクと評された弊社の技術により、空港は正確かつ信頼できるシステム上で最高な旅客体験を提供できるでしょう」とのこと。
なお、システムには乗客の個人データが保存されることはなく、CBPはクラウドを利用して生体認証によるマッチングを実行するという。また、顔画像のキャプチャをオプトアウトする選択肢も用意されている。
ブラジルのコンゴーニャス空港では、リオデジャネイロとサンパウロ間を走るシャトルバスサービスにおいてIDEMIA社のデジタル顔認証テクノロジーを導入し検証を開始した。
IDEMIA Press Release