英国・リーズにあるリーズ・ブラッドフォード空港（LBA）は、スムーズな顧客体験を提供すべく、空港に特化したサービスを提供するロンドンのIT企業Veovo社のVeovo Passenger Predictability ソリューションを導入するという。
センサーで旅客フローを可視化し、予測を実施
このソリューションは、空港スタッフが旅客の流れを理解し、待ち行列を管理し、セキュリティ検査における待ち時間を積極的に発信することで、空港スタッフの動的な人員配置やレイアウト、検査レーン開放の計画、待ち行列のボトルネック予測に役立つとのこと。
具体的には、複数のセンサーから得られる旅客のフローデータを集約し、AIを搭載したプラットフォーム上で、稼働率や待ち時間予測、検査レーンの生産性などの指標がわかるという。よって、LBAは、旅客処理を可能な限り効率的かつ円滑に行うために、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができるとのこと。
保安検査場の待ち時間をライブ配信
また、待ち行列をライブ情報として表示することで、旅客は正確な情報を得られ、自身の旅をコントロールし、不安やストレスを軽減することができるようにもなるとのこと。
LBAのCOOでありアカウント責任者であるDamian Ives氏は「旅客数が回復する中で、旅行者にスムーズで安全な旅を提供し続け、待ち時間を明確にし安心してもらうことがとても重要でした。Veovo社のサポートにより、私たちは現在、90%以上のお客様が20分以内にセキュリティを通過するという目標とを達成できています。Veovo社のソリューションは、お客様のより快適な旅行体験を実現するのに役立っています。」と話す。
Veovo社のこのソリューションは、LBAのほかにオランダのアムステルダム・スキポール空港やニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港、ロンドン・ガトウィック空港にも導入されているとのこと。
Veovo News
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