SITA社は、チェコ共和国のヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港に新世代の旅客処理インフラストラクチャーを実装。これにより、完全タッチレスかつモバイルな旅行体験を提供し、空港での敏捷性と効率を高めていくという。
SITA社が提供する新しいTS6 Kioskは、同じくSITA社のSITA Flexと稼働することで、旅客に流動的かつ直感的な体験を提供し、空港内での敏捷性を向上させる。
この次世代プラットフォームは、旅客の体験を最適化するだけでなく、モバイルやセルフサービス、空港内外での自動化ソリューションを活用することで、より効率的でシームレスなデジタル旅客体験を空港が提供できるようになる。つまり、旅客がモバイル端末からチェックインやバゲージドロップ、生体認証の利用など、旅のあらゆるステップを完了できることを意味し、旅客の満足度を高め、空港内の旅客導線を合理化することができる。
TS6 Kioskは合計35台設置されており、搭乗の航空会社にかかわらず利用することが可能。
プラハ空港オペレーション部門のディレクターであるMartin Kucera氏は「今回の投資は、将来の自動化され、よりデジタル化された旅への対応準備であると同時に、現代で必要とされる要件でもあります。SITA社はチェコ共和国の空の玄関口であるプラハ空港で、テクノロジーを最大限に活用し、旅客により良い体験をもたらすことを可能にする長期的なソリューションを提案してくれました。」と話す。
またSITA社ヨーロッパ担当の責任者であるSergio Colella氏は次のように話す。「パンデミックが業界に与える影響は深刻であり、直面する課題は複雑です。空港は将来の持続可能な成長に備えつつ、便数が少ない現状の財政負担を管理する必要があります。私たちが提供するSITA FlexとTS6 Kioskが、プラハ空港の両方の課題に対処できること誇りに思います。そして、旅客がより安全に、よりスマートに、よりシームレスな空の旅に戻れることを楽しみにしています。」
SITA Press Release