米国インディアナ州にあるフォートウェイン国際空港（FWA）の米国運輸保安局のチェックポイントにID認証技術（CAT）装置が導入。
TSA連邦セキュリティディレクターであるAaron Batt氏は「この新しい認証技術装置は、不正なID文書を特定する検出能力を向上させ、審査の効率を高めることで乗客の体験を改善します。また、CAT装置はチェックポイントでの接触を減らし、このパンデミックの中、スタッフと旅客の両方にメリットをもたらします。」と話す。
搭乗者は、チェックポイントでスキャナーに身分証明書を挿入して認証を受けるよう求められる。また、搭乗券（電子または紙）を渡す必要がないため、タッチポイントを減らすことができるという。
フォートウェイン空港のエグゼクティブ・ディレクターであるScott Hinderman氏は「FWAのTSAがインディアナ州の旅客のために安全性と審査の効率性を高める技術への投資を続けていることは非常に喜ばしいことです。パンデミックの期間中、お客様に安全で健康的な環境を提供することを約束してきましたが、今回の技術はその約束をさらに発展させるものです。」と述べている。
この技術により、保安検査場での不正書類の検出能力が強化されるという。CAT装置はパスポートだけでなく永住権カード、米国ビザ、州の自動車局が発行する運転免許証や写真付きIDなど数千種類のIDを認証することができるとのこと。
米国運輸保安局 Press Release
