フィリピン・クラーク国際空港でCollins Aerospace社製の空港ソリューションARINCが導入

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Credit: Collins Aerospace

フィリピン・ルソン島パンパンガ州にあるクラーク国際空港(CRK)は、2021年の拡張によって今後増えるであろう旅客に対してシームレスな旅客体験を提供すべく、Collins Aerospace社の空港ソリューションであるARINCの導入を決定。

CRKは空港データの最適化と安全性を維持しつつ、新しくオープンしたターミナル2を使用する旅客の動線を良くするために、ARINCの旅客処理と空港オペレーションソリューションを採用。

各ソリューションと機能は下記の通り。

ARINC cMUSE:旅客の動線を維持したまま、空港の混雑を緩和するように設計されたクラウドベースの旅客チェックインプラットフォーム

ARINC SelfServ CUSS Kiosk:旅客が長蛇の列を回避できるようにし、ソーシャルディスタンスと非接触による手続きをサポート

ARINC AirVue:旅客に最新情報を提供するデジタルサイネージソリューション

ARINC AirPlan:空港で運用しているデータベースと内部および外部のシステムと統合し、空港運用の資産管理するためのソリューション

ARINC Managed Services:24時間365日、専門家によるサポート、ツール、テクノロジーを提供し、システムのオンライン管理や生産性を向上するソリューション

Collins Aerospace社の情報管理サービス事業部アジア・太平洋地域の責任者であるKit Su Lee氏は「クラーク国際空港は空港の拡張計画をサポートしてくれる開発パートナーを「納期」「技術力」「経験豊富な専属の現地サポートチーム」の3つの軸で探していました。私たちはそれらの基準を満たすだけでなく、お客様により楽しい旅客体験を提供し、空港の容量と効率性を高めるカスタマイズソリューションを構築することができました。」と話す。

また、クラーク国際空港を運営するLuzon International Premiere Airport Development社の最高経営責任者であるBi Yong Chungunco氏は次のように話す。「Collins Aerospace社と提携し、クラーク国際空港がフィリピン国内だけでなく世界的な空港になるための旅客サービスソリューションを提供できることを嬉しく思います。これによって、お客様は24時間365日セルフサービスによるチェックインやデジタルサイネージ案内を利用して、スムーズかつシームレスでストレスフリーな旅客サービスを受けることが可能になります。」

これらすべてのソリューションは、2021年の第3四半期までに設置・運用が始まるとのこと。

Collins Aerospace:Newsroom

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