バーミンガム空港がVeovo社の空港管理と航空課金システムをアップグレード

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英国のバーミンガム空港(BHX)は空港管理と航空課金システムをVeovo社のIntelligent Airport Platformにアップグレードしたと発表。これにより航空関係者は、よりスムーズな旅客体験を提供するための空港全体でのコラボレーション強化と迅速な意思決定が可能になるという。

旅客とのコミュニケーションを活性化

すでに導入されていたVeovo社のAODB(Airport Operational Database)は、複数の空港、航空交通、航空会社のシステムからのデータを接続し、スタッフがどこにいてもリアルタイムで状況を明確にし、航空機のターンアラウンドを迅速化。空港と航空関係者は状況に応じて積極的な決定を下すことができ、フライトオペレーションと旅客体験を改善できるという。

今回のアップグレードによって、フライト情報表示 (FIDS) コンテンツをフライト、場所、旅行者のニーズに合わせて自動的に調整することで、旅客とのコミュニケーションを活性化できるとのこと。

料金計算や請求処理を自動化

また、航空料金管理および請求の機能を持つVeovo Revenue Managementもアップグレード。エンド ツー エンドの請求処理の自動化やスマートな例外処理などの新機能により、空港は顧客への請求コストと時間をさらに削減することができたという。

バーミンガム空港の IT サービス責任者であるJoanne Hodson氏は「今回のアップグレードにより意思決定プロセスは、より多くの情報を得て、より正確で効率的になりました。今後、旅客ニーズに迅速に対応し、人員と資産をより効率的に割り当てることができるでしょう。」と述べている。

Veovo社のCEOであるJames Williamson氏は「次世代プラットフォームの展開でパートナーシップを拡大できることを嬉しく思います。私たちのサービスによって利害関係者とリアルタイムで、よりスマートで、簡単なコラボレーションを通じて、さらに高い効率を実現できるでしょう。」と話している。

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