ジョン・F・ケネディ国際空港のターミナル4にAmadeus社のセルフサービス技術が新しく導入

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Credit: Amadeus

米国・ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)のターミナル4を運営するJFKIAT社は、航空業界を中心にITサービスを提供するAmadeus社の自動手荷物預入機(ABD)と次世代キオスク(NGK)のセルフサービスを導入し、空港内でスムーズかつ効率的な旅客の流れを実現するという。

セルフ式のチェックイン機と荷物預け入れ機に生体認証も搭載

この新しいサービスの導入により、旅客はキオスク端末でチェックインし、荷物タグを出力すれば、ABDで荷物を預けることがすべてセルフで可能となる。ターミナル4には、次世代キオスク端末が86台、ABDが42台用意されているという。

また、キオスクとABDには生体認証機能が搭載されており、顔認証を使って利用できるためセルフサービスの体験がさらに簡素化されるとのこと。

先端テクノロジーの導入は再開発プログラムの一環

JFKIAT社の社長兼CEOであるRoel Huinink氏は「私たちはセルフサービスと生体認証技術によって旅客体験を向上させ、シームレスな流れを実現するというAmadeus社の旅の未来に対するビジョンを共有しています。ターミナル4の大規模な再開発計画の一環として、これらのテクノロジーを活用することで、今後も当ターミナルをご利用のお客様に充実した体験を提供できると確信しています。」と話す。

生体認証の利用促進に向けてセルフィー撮影で自宅から登録可能にする方針

今回採用された技術は、2021年に発表され、総額15億ドルを投資するJFK国際空港の再開発プログラムの一部とのこと。各サービスポイントで生体認証を使えるようにするほか、利用者が希望すれば、携帯電話で「セルフィー」撮影することで、自宅から生体認証の登録ができるようにすることも考えているという。

Amadeus社アメリカ地区の空港・航空オペレーション部門SVPであるBetros Wakim氏は次のように話す。「旅客は以前にも増してシームレスな体験、完全なセルフサービス・オプションを求めるようになっています。今回の変革によってJFKIAT社は世界で最も技術的に進んだ空港のひとつになるというコミットメントを示しています。自動化され、効率的で、未来を見据えた体験を提供するというJFKIAT社の長期的なビジョンの達成に向けて支援できることを楽しみにしています。」

Amadeus Press Release

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