グリーンビル・スパータンバーグ国際空港は迅速なセキュリティチェックを行うためCLEAR社の技術を採用

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Credit: GSP International Airport

米国サウスカロライナ州にあるグリーンビル・スパータンバーグ国際空港(GSP)は、ニューヨークに本社を拠点とするテクノロジー企業CLEAR社と提携し、旅客のセキュリティスクリーニングを迅速に行うサービスを開始するという。

ID提示は不要で、メンバーシップ会員は保安検査場に並ばず保安検査を実施

GSPとCLEAR社のパートナーシップの一環として、CLEARプログラムのメンバーは運転免許証を提示することなく、目や指紋を使用するだけで本人確認ができるとのこと。確認後は、専用レーンを通じてTSAによる保安検査に案内されるため、CLEARメンバーは、保安検査場に並ぶ必要がなく時間を大幅に短縮できるようになるという。

サービス導入により150万ドルの地域経済活動に貢献

CLEARメンバーは1,200万人以上で、GSPから路線がある10都市のうち9都市にはすでにサービスが導入されており、行き来どちらも利用することができるとのこと。GSPはカロライナ州では初めて導入された空港であるが、全米では44番目であったという。ちなみに、本サービス導入により、17の雇用が生まれ、150万ドルの地域経済活動が生み出される見込みとのこと。

CLEARメンバーシップは月額約16ドル

GSPの代表取締役社長兼CEOであるDave Edwards氏は「GSPは、空港での体験をより簡単に、より予測しやすくなる方法を常に探しています。CLEAR社との提携により、GSPをはじめとする多くの主要空港で、セキュリティスクリーニングを旅客は迅速に利用できるようになるのです。私たちは、CLEAR社のサービスを旅客の皆さまに評価していただけると確信すると同時に、別の素晴らしいアメニティを提供できることを楽しみにしています。」と述べている。

また、CLEAR社のCEOであるCaryn Seidman-Becker氏は「私たちは、GSPの革新性と顧客サービスに対するコミットメントを共有しており、美しい北部地域に拠点を拡げることができ、興奮しています。GSPでの事業開始は強力なパートナーシップの始まりです。空港と協力して新しいテクノロジーを導入し、サウスカロライナの人々に合った拡張性のあるソリューションを提供できることを楽しみにしています。」と話す。

CLEAR Plus:CLEAR社が提供する優先セキュリティレーンを使用することができるCLEARメンバーシップサービス。料金は月額およそ16ドルとのこと。

GSP International Airport Press Release

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