オークランド空港はスマートバゲージシステムを導入し、手荷物処理を改善

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Credit: Auckland Airport

ニュージーランドにあるオークランド空港(AKL)は、交通ハブ拠点の建設に3億ドル(約384億円)を上回る投資を行い、大量高速輸送の実現に向けて動き出すという。

手荷物を正しい場所に、正確に届ける新システム

AKLの国内線と国際線を統合するプロジェクトは1億8,500万ドル(約237億円)をかけて行うが、その中には旅客の目には触れないプロジェクトも含まれている。2022年6月に、国際線の手荷物ホールの一部が工事に入り、旅客の手荷物管理方法が一変する最新の手荷物取扱システムの導入へと着手するとのこと。

オークランド空港のCEOであるCarrie Hurihanganui氏は「旅客の誰もが空港でのスムーズな旅を求めています。特に預け入れ手荷物を素早く簡単に預けたり、受け取ったりすることを望んでいます。現在、検討を進めているスマートバゲージシステムは、旅客のスピードと利便性を追求すると同時に、手荷物が正しい場所に、正しい時間に到着することを保証します。」と話している。

手荷物を常に追跡し、紛失リスクを軽減

AKLでは3年前から新しい手荷物処理プロセスの検討を始めており、新技術を導入してオペレーションを改善してきたという。すでに自動化されたソリューションもあり、そこでは手荷物処理の状況をリアルタイムにデータとして取得でき、追跡することができるとのこと。また、手荷物はRFIDタグを搭載したトレイに積み込まれており、位置が正確に分かるため、チェックインから航空機への搭載までのプロセスを迅速化し、紛失のリスクを軽減することができるという。

手荷物処理システムの将来的なイメージアニメーション

Auckland Airport Media Release

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