アルマトイ国際空港が新ターミナルの手荷物システム導入をAlstefグループに発注

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Credit: Alstef Group

カザフスタンにあるアルマトイ国際空港(ALA)は、新しくできる国際線ターミナルに導入する手荷物処理システムをフランスのAlstefグループに発注することを決めた。

ALAは、世界26カ国・91空港で事業を展開するTAVエアポート社が所有・運営しており、2億ドル(約227億円)を投じて現在の容量を2倍にし、中央アジア最大のハブ空港の一つに発展させる予定という。

新ターミナルの広さは50,000平方メートル以上、年間1,400万人の旅客を取り扱う予定で、Alstefグループは1時間あたり2,400個の手荷物を処理するシステムの設置とテスト稼働を行うとのこと。ソリューションには、40台のチェックインコンベアと4台のメイクアップカルーセルに供給するスクリーニングおよびソートシステムからなるアウトバウンドバゲージシステムが含まれ、インバウンドシステムは3台の大型リクレームカルーセルで構成されているという。2022年の開港予定だが、すでに容量を拡大する拡張計画も準備しているという。

Alstefグループの空港ソリューションセールス責任者であるPhilippe Hamon氏は「本プロジェクトで再びTAV社と協力できることを誇りに思います。これはAlstefグループが中央アジアに進出するための新たなステップでもあります。アジアとヨーロッパの架け橋となる輸送ハブを実現するべく、重要なパートナーと協力して参ります。」と話す。

また、TVA社の空港調達部門マネージャーであるEmin Sonmez氏は「Alstefグループを選んだのは入札時に最も協力的で技術的にも優れていたためです。Alstefグループの入札は、プロジェクト要件をすべて満たしており、作業スコープを理解することを重視し、既存の設計を発展させてシステムをより実用的で経済的なものにしてくれました。」と述べている。

TVA社はAlstefグループとともに、アルマトイの世界との接続性を高め、この地域をビジネスの中心地として推進することを計画しているとのこと。

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