アルゼンチンのエセイア国際空港は新ターミナル開設に合わせて生体認証に対応した電子ゲートを導入

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Credit: Vision-Box

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるエセイア国際空港(EZE)は2023年4月17日に新旅客ターミナルビルをオープン。空港を管理・運営するAeropuertos Argentina 2000社は、航空業界に様々なITソリューションを提供するVision-Box社との提携を拡大し、生体認証に対応したセルフサービス事前セキュリティ電子ゲートを核としたシームレスジャーニープラットフォームを導入したという。

ラテンアメリカ地域において最先端の空港へ

今回導入された電子ゲートは、国内線および国際線合わせて14台が新しく設置され、ラテンアメリカ地域で最も近代的で技術的に優れた旅客ターミナルになったとのこと。

新たなテクノロジープラットフォームの導入によって、保安検査や国境での待ち時間を短縮し、よりスムーズな旅を実現し、旅客体験を向上できるという。

紙の搭乗券を減らし、環境負荷を軽減

また、このソリューションは、空港の持続可能性の目標にも適しており、紙の搭乗券の必要性をなくし、より環境に優しい運営に貢献できると考えているよう。

さらに、EZEと同都市にあるホルヘ・ニューベリー空港(AEP)に従来から導入されていたVision-Box社の既存システムとも連携・統合されており、国境管理や旅客処理を効率化できるとのこと。

Aeropuertos Argentina 2000社のSebastián Villar Guarino氏は「私たちのゴールは、エセイサ国際空港をラテンアメリカ地域において最も近代的で最先端の空港にすることで、利用者に最高の体験を提供することです。最先端のプラットフォームと旅客中心の考え方との組み合わせは、持続可能性を達成するための重要な要因であると信じています。」と話す。

Vision-Box社・ラテンアメリカ地域の営業部長であるMiguel Lei氏は「当社の最先端テクノロジーは、安全で効率的な旅客輸送を約束します。エセイサ国際空港で最もシームレスな旅客体験を提供するために、今後もパートナーシップを継続できることを楽しみにしています。」と述べている。

Vision-Box Press Release

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