スペイン国内の10空港は手荷物処理の改善に向けてLeonardo社のサービスを選定

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空港運営会社Aena社はスペイン国内にある10の空港に、手荷物処理システムのグローバルリーダーであるイタリアのLeonardo社が提供する手荷物処理システムによるアップグレードを決定。Leonardo社はAena社が行った公開入札において、合計約3,500万ユーロ(日本円で約45億円)で落札したという。

Leonardo社はスペイン本土とカナリア諸島にある10の空港(ラ・パルマ、サンティアゴ・ロサリア・デ・カストロ、バレンシア、アストゥリアス、ビルバオ、ヘレス、レウス、ランサローテ、ムルシア国際、セビージャ)において、最新のセキュリティ基準を満たす手荷物処理システムへとアップグレードを行うとのこと。スペインの建設会社であるCemosa社とコンソーシアムを組んで実施予定。

プロジェクトは、手荷物搬送コンポーネント、電気機械、制御、監督、手荷物仕分けの管理機器の交換のほかに、手荷物処理システムにはX線スキャナーやCTスキャナーなど欧州民間航空会議(ECAC)規格3の認定を受けたセキュリティ技術が導入されるという。Cemosa社は、土木工事と補助システムの更新を担当するとのこと。期間は2年未満と見られる。

手荷物処理システムのアップグレード中であっても、手荷物管理サービスは継続することになっており、関係者との調整含め計画が組まれているとのこと。

Leonardo Press Release

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