インド・ケンペゴウダ国際空港はターミナル2にセルフバッグドロップのシステムを導入

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Credit: Materna IPS

インド・ベンガルールにあるケンペゴウダ国際空港(BLR)は、航空業界を中心にITソリューションを提供するドイツ企業のMaterna IPS社のセルフバッグドロップ(SBD)システムをターミナル2に導入したという。

ターミナル1に続きターミナル2にも34台設置

BLRは2022年11月にターミナル2を正式にオープン。旅客者数と航空機の発着回数においてインド第3位の空港であり、最新の旅客ハンドリング技術を取り入れたインフラ整備が行われており、成長が見込まれている。

BLRは旅客の旅を最適化するため、Materna IPS社に34台のSBDシステムを依頼。2019年にも同空港のターミナル1にセルフサービス・ソリューションを導入した実績があり、過去に成功した協力関係に基づいてこのサプライヤーを選択したという。

手荷物預け入れのオートメーション化で旅客体験を向上

今回導入したSBDシステムには人工知能に基づいて荷物の採寸と搬送性の検出機能が搭載されており、スムーズかつ安全な手荷物預け入れを保証するとのこと。生体認証などの他の機能は空港の要求に応じて、今後追加することができるという。また、超過手荷物の支払い機能の統合も進行中だという。

2023年2月には、航空会社のエアアジア・インディア社とエアヴィスターラがこの技術を旅客に提供する最初のエアラインとなったとのこと。

Materna IPS社の取締役であるGeorg Oschmann博士は「BLRとのコラボレーションをさらに進めることができ、大変光栄に思います。」と話す。

Materna IPS Press Release

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