沖縄県・那覇空港 -Naha Airport-

Airports

沖縄への玄関口であり、周辺の離島を結ぶハブ空港。地政学的な優位性もあることから民間輸送や貨物輸送の拠点だけでなく、自衛隊や海上保安庁、県警航空隊の基地としての役割も持つ。国内外の旅客数のさらなる増加に向け処理能力を強化中。

空港概要

日本トップクラスの旅客者数を誇る那覇空港。豊富な観光資源と特有の文化で世界中の人々を魅了する沖縄県の玄関口となっている。また、石垣島や宮古島、久米島など沖縄本島周辺の離島を結ぶ重要なネットワークのハブ空港としても機能している。周囲が海に囲まれた地政学的な優位性を活かし、24時間稼働する物流拠点としても存在感を高めている。

那覇空港を拠点とした輸送は民間旅客や貨物だけではない。滑走路の東側には自衛隊基地、西側には海上保安庁や県警航空隊の基地が設置され、周辺諸国の動きをいち早くキャッチし対応できる空港としても活用されていることから、日本でも有数の忙しい空港である。

正式名称那覇空港
住所沖縄県那覇市鏡水150番地
空港種別国管理空港
Webサイトhttps://www.naha-airport.co.jp/
アクセスモノレールの県庁前駅から約12分
バスは県庁前付近から約15分
タクシーは県庁前付近から約10分
駐車場全3箇所
P1駐車場:621台
P2駐車場:625台
P3駐車場:1,226台
営業時間は6:00〜24:00
滑走路2本
A滑走路:3,000m×45m(18L/36R)
B滑走路:2,700m×60m(18R/36L)
敷地面積328ha
就航路線48路線 ※2024年5月12日時点
利用エアライン29社 ※2024年5月12日時点
3レターコードOKA

輸送実績(2022年)

総発着回数139,614回(昨年比 +26,844)
総旅客数13,765,285人(国内線:13,661,102人,国際線:104,183人)
(昨年比 +6,349,793(国内線:+6,249,037,国際線:+100,756))
貨物量181,918トン(昨年比 +11,272)

参照元:国土交通省 空港管理状況調書

ターミナルビル概要

ターミナル数2
運営会社那覇空港ビルディング株式会社
面積規模152,612㎡
運用時間24時間

沿革

1931年海軍小禄飛行場として建設
1945年米軍の管理下のもと、大規模な拡張工事
1972年沖縄本土復帰に伴い、第二種空港として那覇空港が開港
1975年国内線第1ターミナルビル(現貨物ビルの位置)が建設
1986年新国際線ターミナルビルが完成
1987年国内線第2ターミナルビルが完成
1999年国内線旅客ターミナルビルが整備・供用開始
2009年新貨物ターミナルビルが供用開始
2012年LCC専用ターミナルが貨物ターミナル内で供用開始
2014年新国際線旅客ターミナルビルが供用開始
2020年第2滑走路が供用開始

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
那覇空港旅客ターミナルビル
那覇空港の公式サイトです。フライト情報、レストラン、ショップ情報、便利なサービス、アクセス情報などをご案内しております。

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

コメント

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