沖縄県・北大東空港 -Kitadaito Airport-

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沖縄本島から東へ約340km、沖縄最東端に位置する北大東島にある北大東空港。島の周囲は約14km、人口およそ650人の小さな離島。1,500mの滑走路が島の東側にあり、南大東空港と那覇空港との路線が1日1便ずつ運航されている。

空港概要

北大東空港は、沖縄本島から東へ約340km、沖縄最東端に位置する北大東島にある。

北大東島の面積は12㎢、周囲は約14km、人口は約650人という小さな離島。那覇空港からの飛行時間はおよそ1時間。約12kmの距離にある南大東空港を結ぶ路線は所要時間が約15分と日本で最も短い航空路線とも言われている。

1,500mの滑走路が島の東側に1本あり、路線は那覇便と南大東便の2つで、琉球エアコミューターによって運航されている。運航ルートは「三角ルート運航」と呼ばれ、月・金・土・日曜は那覇空港→北大東空港→南大東空港→那覇空港(時計回り)で、火・水・木曜は那覇空港→南大東空港→北大東空港→那覇空港(反時計回り)で運航されている。

1971年に米国民政府からの援助資金により、救急患者の輸送を主な用途に緊急着陸飛行場として建設された。1978年に第三種空港に指定され、翌年には滑走路長800mを持つ空港として供用開始。1997年には、1,500mに延長した滑走路の供用を開始した。法改正に伴い2008年に沖縄県が設置・管理する地方管理空港に指定された。

島の役場から空港までは約4km、フェリーの港からは約5kmほどだが、空港からバスやタクシーなど島の二次交通手段はない。宿泊先の送迎が主な移動手段となる。

正式名称北大東空港
住所沖縄県島尻郡北大東村南19-16
空港種別地方管理空港
Webサイトhttps://www.pref.okinawa.jp/airport/index/kt/kitadaito00.htm
アクセス北大東村役場から車で約10分
駐車場1箇所
・営業時間:24時間
・収容台数:40台程度
・料金:無料
滑走路1本
1,500m×45m(03/21)
敷地面積36ha
就航路線1路線(国内線:1路線,国際線:0路線) ※2023年10月3日時点
利用エアライン1社 ※2023年10月3日時点
3レターコードKTD

輸送実績(2021年)

総発着回数748回
総旅客数24,477(国内線:24,477,国際線:0)
貨物量126トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書 令和3年分

ターミナルビル概要

ターミナル数1
運営会社沖縄県
面積規模731㎡
運用時間10時間(8:00〜18:00)

沿革

1971年米国からの援助資金により緊急着陸飛行場として建設
1979年滑走路を800mに再整備
1997年滑走路を1,500mに延長し供用開始
2008年法改正に伴い地方管理空港に指定

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
北大東空港

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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