東京都・東京国際空港(羽田空港) -Tokyo International Airport (Haneda Airport)-

Airports

年間の空港利用者数は国内最多で、日本が世界に誇る大空港。2012年より国際線も再開し日本の新たな玄関口へと成長中。発着の効率化と騒音対策のために考えられた4本の滑走路が交差する井桁方式と呼ばれる滑走路の配置は世界的に見ても珍しい。

空港概要

イギリスの航空レーティング会社・スカイトラックス社が毎年発表するワールドエアポートランキングで第3位 *2の東京国際空港(通称:羽田空港)。急増する旅客者数と首都圏アクセスのニーズの高まりから2012年にターミナル3(当時は国際線ターミナル)がオープンし国際線が再開。日本のフラッグシップキャリアであるJALとANAのハブ空港であり、国際線は25カ国・地域,55都市に、国内線は48都市に就航している*3

*2 Skytrax World Airport Award 2023*3 羽田空港 就航都市一覧

正式名称東京国際空港
住所東京都大田区羽田空港
空港種別国管理空港
Webサイトhttps://tokyo-haneda.com/index.html
アクセス浜松町駅から東京モノレール空港快速で約13分
品川駅から京急線エアポート快特で約13分
東京駅から高速バスで約35分
駐車場全5箇所
T1の最寄りはP1,P2駐車場
T2はP3,P4駐車場
T3はP5駐車場
滑走路4本
A滑走路:3,000m×60m(16R/34L)
B滑走路:2,500m×60m(04/22)
C滑走路:3,360m×60m(16L/34R)
D滑走路:2,500m×60m(05/23)
敷地面積1,516ha
就航路線110路線 ※2021年7月10日時点
利用エアライン42社 ※2021年7月10日時点
3レターコードHND

輸送実績(2021年)

総発着回数274,248回
総旅客数26,557,863人(国内線:25,835,444人,国際線:722,419人)
貨物量393,982トン

参照元:国土交通省 空港管理状況調書

ターミナルビル概要

ターミナル数3
運営会社日本空港ビルデング株式会社(T1,T2)
東京国際空港ターミナル株式会社(T3)
面積規模900,000㎡
運用時間24時間
ターミナル間移動ターミナル連絡バス(無料)
約4分間隔で運行(5:00〜24:00)

沿革

1931年民間専用飛行場として東京飛行場が開設
1945年第二次世界大戦の敗戦により占領軍(米軍)が接収
1952年サンフランシスコ対日講和条約に伴い大部分が日本に返還され東京国際空港への改名
1964年ジェット機対応のためA滑走路を3,000mに延長とC滑走路を新設
1971年B滑走路を2,500mに延長し供用開始
1978年新東京国際空港(成田国際空港)の開港に伴い国際線をすべて移管
1983年沖合展開の整備基本計画を策定
1988年新A滑走路の供用開始(沖合展開第1期計画)
1993年第1旅客ターミナルビル、誘導路、エプロン等の施設を供用開始(沖合展開第2期計画)
1997年長さ3,000mの新C滑走路が供用開始
2000年新B滑走路(長さ2,500m)が供用開始
2004年第2旅客ターミナルビル、誘導路、エプロン等の施設を供用開始
2010年D滑走路が供用開始
2014年C滑走路(3,000m)を南側へ360m延伸し供用開始

参考文献/URL

航空:空港管理状況 - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
羽田空港旅客ターミナル
羽田空港公式ウェブサイトでは、最新のフライト情報、ショッピングやレストランなどのサービス、アクセス方法など、羽田空港を訪れる方に役立つ情報を提供しています。
東京国際空港ターミナル株式会社
東京国際空港ターミナル株式会社は、東京国際空港国際線地区旅客ターミナルビル等整備・運営を行い、日本と東アジアを「より速く便利に」「より安心に」「より優しく」結ぶ「快適都市空港」を実現します。

世界の空港辞典 (編著:岩見宣治,唯野邦男,傍士清志,2018)

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