ネパールの民間航空局は、国内にあるトリブバン国際空港(KTM)、ゴータマ・ブッダ国際空港(BWA)、ポカラ国際空港(PKR)の旅客処理システムと手荷物システムをCollins Aerospace社へ発注することを決めたという。
各プロセスに適したシステムを適用し効率化
Collins Aerospace社のシステムは、空港の混雑を緩和し、エアラインによる旅客処理を迅速化し、より高い精度で手荷物を分類、ルート処理できるようにするほか、旅客が自分で荷物をチェックインし、タグを発行し、発送する機能によって旅客体験を合理化するという。
旅客プロセス全体を合理化
ネパール民間航空局のプロジェクトチーフであるMukul Mishra氏は「Collins Aerospace社は、契約締結後4ヶ月以内にKTMの旅客処理システムをテスト運転する約束を果たし、COVID第一波のピーク時にカットオーバーできたことは、同社の優れたプロジェクト管理能力を証明しています。」と話す。
また、空港システム部ゼネラルマネージャーであるRakan Khaled氏は「Collins Aerospace社の空港ソリューションは、小規模空港から大規模空港向けのカスタマイズや拡張が可能です。さらに、現場のリソースを活用して旅客動線を最適に配分し、混雑するエリアがないようにすることもできるのです。これによって、ソーシャルディスタンスを可能にし、旅客の不安を軽減し、プロセス全体を通して空港周辺のボトルネックを減らすことで旅客体験を向上させることができます。」と述べている。
Collins Aerospace Newsroom